ADSL快適活用大全
利用者契約について理解しよう
ADSLにおけるその利用者契約について、ここで詳しく解説していきます。複雑な契約となりますので、十分に確認し、理解を深めておきましょう。
現在はブロードバンドの主流ともいえるADSLですが、その通信規格はどのようなものになるのでしょうか。そもそもADSLの通信規格は次の2種類の規格によって提供が始まっています。まずはG.992.1と呼ばれるもので、ダウンリンク8Mbpsアップリンク1Mbpsといった内容の規格になります。もう一つの規格はG.992.2と呼ばれる規格で、ダウンリンク1.5Mbpsアップリンク512kbpsといった内容の規格になります。後者はライトタイプの規格であるといえます。
現在においては非常に多くの利用者が存在するADSLですが、その規格には次のような規格が拡張規格として定められています。まず北米向けのものとしては、AnnexAといった規格。AnnexBと呼ばれる規格はヨーロッパのエコーキャンセラ方式のEuro-ISDNと同時使用が可能である規格であるとされます。そしてAnnexCは日本の時分割複信のTCM-ISDNとの干渉を抑えるための規格であり、そのために2つの伝送マップを持っており、ISDNの伝送方向に同期して切り替える方式のものになっています。
ADSLではその速度をさらに高速化させるために、様々な技術が駆使されています。代表的なものに、フルビットローディングが存在します。これは、1つの搬送波の1回の変調で送信するビット数を11〜12といったものから15ビットへと拡張するといった技術になります。また、ハイビットローディングは1つの搬送波の1回の変調で送信するビット数を15ビットをこえるものとする技術です。また、ダブルスペクトラム方式やクワドラブルスペクトラム方式のように使用する周波数帯域を拡張させたりし、高速化を図るようなものも存在します。
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